フリーランスIT屋さんA2Kの創業ストーリー/STEP1
WEB記事担当のA2K/あつこです。
創業支援サイト1周年を記念して始まった企画「創業コラム」。
これまでのハウツー記事とはちょっと異なり、創業者の生の声をお届けする趣旨で企画しました。
A2k/あつこの第2回は、STEP1/創業に向けて具体的に動き始めた頃についてです。
パート勤務で営業アシスタントをしていた最中、突然始まったコロナ禍。
会社の状況がいろいろ変わり、わたしの職種も営業アシスタントからHP制作に変わりました。
退職を切り出す
その後もいろいろ会社内で状況が変わっていき、それをきっかけに直属の上司に相談。
その会社のホームページはフリーランスとして受けるという話でまとまり、2か月後に退職することに決まりました。
ホームページのメンテナンスという関係の継続があったため、退職で気まずくなることはありませんでした。「引き続きよろしくね!」という感じです。
創業に向けてはじめにやったこと
でもわたしは今までパート/正社員などの会社勤めしかしたことが無かったので、創業してフリーランスでやっていく事に関しては、イメージがふわふわしていました。
「何からやって行こう…」と思った時。
最初に手を付けたのは
・ロゴの作成
・フリーランスの確定申告についての本を買う
・IT周りの技術について調べたり試したりした
でした。
ロゴについては、事業内容がホームページを中心としたIT関係だったので、自分のホームページは必須。
そこにメイン画像として載せるのはロゴだ!と思ったからです。
ちなみに、Windows付属のpaintというソフトで自作しました!安上りです☆
フリーランスの確定申告の本については、一番最初に不安になったのが行政に対する手続き関係だったからです。
確定申告については、SE職だったころから数回転職していたため、次の会社に入社しないまま年を越して自分で確定申告をした経験が数回ありました。
その時に買った確定申告の本には、わたしのように年度途中で退職した人のケースの他に、フリーランスの確定申告の仕方についての記述がありました。
「フリーランスって経費とかで大変そう…」そんなことを思った記憶がありました。
なので、自分がフリーランスになった時に思い浮かんだのが確定申告だったんだと思います。
そして、育児中で子どもが保育園にいる間しか働けないこと、収入はダンナの扶養内に収めようと思い、この働き方で気を付ける点を調べようと、以下の本を購入して読みました。
FPさんの本ですが、これは本当に役立ちました。
わたしのようにママさん&扶養内創業の方にはオススメ出来ます。
そして、note。
わたしはパート中にSNS型ブログのnoteを始めていたのですが、ここで知り合いになった相互フォローさんに、保育園に関しての提出書類が、今までは「就労証明書」だったけど「自営業証明書」になること、他いろいろ教えてもらいました。
このサイトの運営者のあさがおさんと知り合いになったきっかけもnote。
noteで有難いご縁を頂いています。
後は、ひたすらIT周りのトレンドについて調べたり実際に手を動かして勉強しました。
IT職から離れておおよそ8年ほど。
退職した会社でホームページ作ったり、少しIT周り整備したりした程度ではフリーランスの技術として不足しているのは十分承知していました。
ただ、SE職は10年以上していたので、勉強のポイントはわかっているつもりだったので、ひたすらPCに向かっていました。
退職日と事業開始日の決め方
退職日付と事業開始日付は、確定申告のことを考えて決めました。
noteでアドバイス頂いたのは「開業届を提出した日付が12/31より前なら、その年度も確定申告が必要になる」ということ。
もし、パートをしていた2020年内に開業届を出していたら、2020年の確定申告は、パート分とフリーランスとを合わせて記載しないといけない。
面倒そう…。
2020年はパート先での年末調整をやってもらう。
2021年からフリーランスのみの確定申告を自分で行う。
という考えで、パートの退職日を12/31にしてもらい、フリーランス開業日を 2021/1/1にしてお正月明けくらいに税務署に郵送で提出しました。
ちなみに、開業届は freee開業 で作成して、それを元に手書きしました。
なぜ freee開業で作成したものをそのまま提出しなかったのか?
それは…わたしの苗字の漢字が、パソコン変換で出せないものだったからです💦。
もし普通にパソコンで出せるものなら、freee開業で出力したものそのまま提出していました。
ちなみに開業届をオンラインで作成出来るのは、freee開業だけじゃなくマネーフォワード クラウド開業届もあります。
無料だし便利だし、とってもオススメです!
今、STEP1を振り返って
退職までの期間は2ヶ月。
幸い退職時の混乱はなく引継ぎも最低限で済んだため、自分の創業準備に多くの時間を充てることが出来ました。
今思うと、自分の業務をホームページ制作メインにするなら、ワードプレスについてのお客様への説明資料作成にもう少し力を入れれば良かったな…と思います。
何年も前に業者に作って貰ったホームページの扱いに困っている人のほとんどが、ワードプレスで作成してもらっていました。
この資料は何度も使うものだったので、時間がある時に用意しておくのがベターでした。
開業届作成を便利にするサービス(freee、マネーフォワード)は、見つけておいて本当に良かったです。
この記事を書いた人
A2K(あつこ)
主にWEB制作をしているフリーランスのIT屋さん/ 元業務系SE(Java,VBなど)/ 北海道千歳市在住 /// 1児のママ