フリーランスIT屋さんA2Kの創業ストーリー/STEP0

創業者という言葉がかっこよすぎて、自分に当てはまるのかどうか不安なのに創業支援サイトの運営に加えてもらっているA2K/あつこです。

創業して1年半くらい経ちました。

当時を振り返ってどんな風に創業準備をしていたのかを書いてみたいと思います。

創業ステップ(STEP0,1,2)毎に書く予定です。

今日は、STEP0/創業をイメージし始めた頃についてです。

創業前にしていた仕事について

創業前は、とある会社のパートさんとして営業アシスタントの仕事をしていました。
結婚して引っ越してきた土地で、子育てしながら何かしてみたいな…で選んだ仕事です。

選んだ…というか「やっと採用してもらえた」という感じです。

保育園児がいるママは、子どもの突然の病気で早退することがあったり。
保育園のお迎えの関係で残業NG、土日祝日の勤務もNG…で、選べる仕事が狭まります。

そんな中での仕事選びは「仕事内容」よりも「勤務時間・休みの取りやすさ」が優先。
なので、営業アシスタントはやってみたい仕事ではなかったのですが。
思ったより面白く☆!満足して働いていました。

コロナ禍のはじまり

そんな中、コロナ禍が始まり…。

会社の人員整理や異動が始まり、
わたしにも「営業アシスタントじゃなくて会社のHP作ったりIT周りをやってほしい」という話が来ました。

わたしは元々、結婚前までSE職をメインでしていました。
パートの面接時にも伝えてあったので「そういうことも出来るんだね~」と言われていました。

で、その会社のHP作ったりいろいろしていましたが、状況がコロコロ変わり、女性パートさんが次々と違う部署に異動していってしまうその状況を見てて不安になりました。

そんな中「どうせホームページ作るなら、ここの会社のだけじゃなく他の人のも作れば…それを仕事にするのはどうだろう…?」と思うに至りました。

フリーランスとしてIT屋さんを選んだ理由

フリーランス=独立して事業を行うということは、わからない事があった場合、相談する上司がいない状況になると思いました。

なので、自分の中で知識や経験が一番あるもの
そう思うと、自然にSE職が思い浮かびました。
転職を何度がしていますが、トータルで10年以上はSE職として働いていました。

フリーランスでSE職をするなら、働き方の候補は大きく2つあると思います。

①人材紹介サービスを通して、フリーランスSEとして企業と契約してチームワークを行う。
②自分で個人かお店関係の顧客を見つけてお客様の要望するITサービスを行う。

フリーランスSEとして企業の案件をチームで行う場合、長時間労働が予想されます。
わたしは保育園児のママで子育て中のため、活動時間は保育園に子どもを預けている時間に限られます。
そのため、①は無理かな…と思いました。

同時に、労働時間についても子育て優先、ダンナの扶養内で稼げる範囲で。無理せず…と思いました。

それらを総合して、消去法で②にしようと思いました。

そして、ぼんやりと「地元のIT力を底上げしたい」というイメージが浮かびました。

コロナ禍が始まり、飲食店が営業自粛を余儀なくされていました。
そんな中、デリバリー&テイクアウトを始めて活路を見出そうとしているお店が、その宣伝方法としてネット営業をうまく活用出来てないのでは…と思っていました。

そのお手伝いを自分が出来れば、地元への貢献にもなる…と思ったのです。

これで、自分の目指す事業のイメージが固まりました。

事業のイメージ

  • 事業内容/個人またはお店に対するITサービス。メインはホームページ制作。
  • ターゲット/地元の個人事業主またはお店や中小企業。
  • 自分の事業形態/労働時間は保育園に子どもを預けている時間内。収入もダンナの扶養内で。

今、STEP0を振り返って

こうやって文章にすると、結構いろいろ考えていたんだな…と思いました。
当時は、こういう風に体系立てて考えてはいなかったですね。

というのも、在宅フリーランスIT業って、オフィスを借りたり何か大きなものを買ったり仕入れしたり…というのが無いため、物理的な準備がほぼ不要だったんです。

そのため、資金の借入も不要=事業計画書も不要。

最悪、収入ゼロでも失うものは無いか…くらいの気持ちで始めることが出来ました。

一番の懸念事項は子どもの保育園継続のための手続きでした。
本を買ったりnoteでアドバイスもらったり市役所に電話してみたりして、どうにか無事進めることが出来ました。

今創業を検討しているSTEP0のみなさんへアドバイスがあるとすれば、不安や疑問があれば、本やSNSだけじゃなく、幅広く「相談」することです。

今、行政側でも創業について相談出来る場や機会をたくさん設けていると感じます。

わたしの地元の北海道千歳市なら、市のHPや広報誌、インスタグラムでも情報が流れています。
直接会場に出向かなくてもZOOMなどオンラインで参加できる場もありますので、「まずは聞くだけでも」という姿勢で参加してみることをオススメします!

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この記事を書いた人

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A2K(あつこ)

主にWEB制作をしているフリーランスのIT屋さん/ 元業務系SE(Java,VBなど)/ 北海道千歳市在住 /// 1児のママ

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