会計ソフトの使い方②~クラウド会計ソフトの導入サポート、IT支援と税理士支援のどちらが良い?
会計ソフトの使い方シリーズの第2弾です!
【 シリーズ過去記事 】
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会計ソフトの選び方①フリーランスIT屋さんがfreeeを使った感想
会計ソフトの選び方②~インストール型?クラウド型?業種ごとのおすすめは?
会計ソフトの選び方③~インストール型は最新の確定申告書に対応できない?
会計ソフトの使い方①~会計ソフトを使えば「誰でも簡単に確定申告」は本当?
前回は、クラウド会計ソフトの使い方がいまいちわからない場合、「取引入力画面」だけに絞ってシンプルに使ってみませんか?という内容でした。
ただし、クラウド会計ソフトの真価は「入力作業の自動化/簡略化」にあります。
この便利機能を使いこなすための設定が自力では難しい場合、導入サポートを人に依頼するという手もあります。
本記事では、導入サポートを依頼する場合、ITサポートが良いか税理士サポートが良いかを考えてみます。
わからないのは「ソフトの操作」と「仕訳の仕方」のどっち?
改めてですが、ITエンジニアの私にfreeeの使い方教えて!って依頼して下さったお客様は、なんで私だったんでしょうね。
確定申告といえば、税理士さんというイメージですが…
うーん、何となくわかる気もするのですが…
クラウド会計ソフトって、やっぱりWebツールですからね。
Webツールの使い方といえばIT屋さんかと。
わたしは業務で必ず使うものなので、自然に使えるようになっている感じですかね。
入力する内容は簿記の仕訳なので、そこの質問は受けられないのが私の不安点なんですよね。
会計ソフトの操作や口座連携のやり方、会計ソフトのサポートへの問い合わせの仕方なんかは、自分が経験しているのでちゃんと教えられるのですが。
なるほどですね。
わたし=税理士が行うサポートと、あつこさんのようなIT職の方の導入サポートの違い、書き出してみましょうか。
ITエンジニアサポート | 税理士サポート | |
---|---|---|
ソフトの使い方 | 〇 | 〇 |
仕訳の仕方 | × | 〇 |
サポート期間 | 短期(導入時のみ) | 長期(税務顧問業務の一部) |
対象のお客様 | 知りたいのは ・最初の設定 ・基本的な使い方 で、 あとは自分で調べて 自分で確定申告したい | 確定申告や帳簿付けなど 事業の会計まわりの多くを 任せたい |
ITエンジニアに依頼するなら
・ある程度帳簿付けがわかる人
・自力で確定申告したい人
ですかね。
確定申告は自分でしたい人ですね。
税理士に依頼するなら、帳簿付けもIT知識の有無も問わないですけど…。
そもそも確定申告を自分でしたい人は、税理士に依頼はしないかもですよね。
そして、帳簿つけもぜんぶ税理士丸投げなら、そもそもクラウド会計ソフトを導入することもないかも…なんです。
お客様からみた依頼先の選び方
では、お客様主体で、どちらに依頼したらよいか考えてみましょうか?
そうですね。クラウド会計ソフトを使うなら、で考えてみましょうか。
こんな感じですかね。
実際に会計ソフト触ってみてからじゃないと、
仕訳もソフト操作も出来る・出来ない判断つかないかと思いますが。
そうですよね。
自分がどこまで操作できそうか、まずはやってみて感触探ってみて欲しいですね。
まとめ:会計ソフトは早めに使ってみて!
今回は、このサイトの運営者それぞれの立場から、クラウド会計ソフトの導入サポートについて分析してみました。
ITサポート・税理士サポートどちらにしても、自分に足りない部分を補ってもらうことを念頭に、まずは会計ソフトを触ってみて、自分の苦手ポイントを探ってみてもらえたら…と思います!
この記事を書いた人
あさがお税理士事務所 代表税理士 伊藤貴文
税理士 / 栃木出身 / 埼玉在住 / 東京勤務 / 3児の父
この記事を書いた人
A2K(あつこ)
主にWEB制作をしているフリーランスのIT屋さん/ 元業務系SE(Java,VBなど)/ 北海道千歳市在住 /// 1児のママ