会計ソフトの選び方①フリーランスIT屋さんがfreeeを使った感想

気づけば11月も半ば。

そろそろ確定申告の準備を意識するべき時期となってしまいました…。

わたしは今年1月に開業したので、フリーランスとして初めての確定申告になります。

青色申告の本を買って読んだり会計ソフトの設定や入力(少しだけ💦)をしているものの、やっぱり不安です。

そんな時「創業支援サイト」の運営者のあさがおさんって税理士じゃないか!と気づきました😊。

これはもう、ちょうど良いので、疑問をぶつけてみようかと思い立ちました。で、それを記事にすれば役に立つじゃないか!とも。

そのために、今自分が持っている疑問をまとめてみようと思います。

ほったらかしになっている経費の入力を「やるなら今でしょ!!!」

クラウド型のfreeeを選んだ理由

わたしの使っている会計ソフトは、クラウド型の会計ソフトfreeeです。

別ブログで書いたのですが、選んだ理由は、以前パートしていた会社で使っている場面を見たことがあり、請求書作成と同時に仕訳を自動で作ってくれるのが便利だな~と思ったことです。

また、事業用口座と連携すれば、明細を自動で取り込んで仕訳も予測してくれます。

よろしければ以下の記事もご覧ください!

初期設定

1月に契約をして初期設定もしたのですが、開業費の仕訳が、いまいちピンとこなかった記憶があります。

というか、そもそも初期設定があれで合っているのかは、確定申告書類作成中にわかるのでは…。

やったことは、事業情報の設定と、期首残高?(→初年度なので、開業費だけで良いんだよね…)の設定です。

開業費を「事業主借」という勘定科目で貸借するのは本にもネットにも書いてあったので合ってると思うのですが、事業主借って何よ。学生時代の簿記の授業では出てこなかったぞ~、という感じでした。

日々やったこと

売上の時の処理は、本当にスムーズでした。

お客様のお店で、報酬の現金受け取り・領収書発行の場合は、帰宅後freeeに手入力しました。

請求書をお送りして銀行振り込みの場合は、freeeの請求書作成機能を使って請求書を作成し、PDFとしてダウロードしてお客様に送りました。

この時、請求書の作成時点で売掛金として仕訳が自動作成されます。

後日、銀行に振り込みがあった場合は、freeeの口座連携機能により入金の明細が取り込まれます。さらに予測で消込の仕訳を作ってくれます。合っていれば、それをそのまま登録して終了です。

仕訳の自動作成はもちろんですが、入金をfreee上から確認できるのは便利でした。わざわざ記帳しにいかずとも、家にいながら入金が確認できました。

一方、費用の入力は…。

わたしの場合、クレジットカードや電子マネーをfreeeと連携しなかったので、全部手入力になります。

「領収書もらってあるから、あとでまとめてやろう。」と、ずーっとため込みっぱなしになりました…。

クラウド型会計ソフトの利点を活かすなら、クレジットカードや電子マネーをちゃんと連携して、とにかく「自動」で仕訳が出来るようにしておくことをオススメします!

費用の入力

そんなこんなで、昨日、ため込んでた費用をざーっと入力したのですが、freeeは「プライベート資金」という項目があります。これを使うと、事業主借で仕訳を作ってくれます。こういうところが、freee独自の表現ですかね。

freeeの仕訳入力はとっても直感的で分かりやすいです。

「プライベート資金」などの独自表現は、知っておくと便利ですが、事業用お財布を持っていて備品の購入もその現金から…という人なら、知らなくても問題なしですよね。

freeeの機能というよりは、仕訳で使う勘定科目に悩みました

ほとんどの人はホームページの独自ドメイン(xxx.com)は1年じゃなくて複数年(3年とか)で取得していると思うのですが、これを3年かけて償却する処理をネットで長いこと調べました。

長期前払費用勘定を使って、支払い時に資産として一括計上して、年度末に長期前払費用償却として均等に償却していく処理を使いました。

固定資産台帳にも記入必要そうだったので、記入しました。

あとは確定申告手続きを残すのみ

今回いろんな入力を経験したので、あとは、本丸の確定申告書類作成の作業を残すのみです。

会計ソフトを使う利点は、実はこの確定申告書類作成にあるらしいので、ちょっと楽しみになってきました。

この話についてまた、ブログ記事にしようと思います。

クラウド型会計ソフトfreeeを使ってみての感想

素直に、freeeは使いやすいと思います。

わたしは有料プランで一番安価なスタータープランを年間契約したのですが、値段の価値はあるな~と思いました。

IT屋さんの事業をしているので、お客様に「設定の仕方教えて!」と言われたら対応出来るように、csv/excel読み込み機能を使ったりしてみましたが、動作もスムーズで特に不満はありません。

ただし、クラウド型はサーバに負荷がかかったら処理が遅くなるもの

確定申告時期に、思ったようにソフトが動作するかは、まだこれから体験しないと分からないですね。

そして、他のクラウド型会計ソフトの使い勝手も気になります。

特に、マネーフォワードは、スマホ用アプリが便利らしいですし。

そして、費用を抑えるために、確定申告時期だけクラウド型会計ソフトを契約して、日々の処理は別のものにする方法も研究中です。

税理士のあさがおさんに聞くこと

この記事は、税理士のあさがおさんとコラボで「会計ソフトの選び方」の記事を書くために、自分の準備として行った作業をまとめたものです。

※ ため込んだ領収書を処理するキッカケでもありましたが💦

以下の疑問点を聞いてみようかと思っています

  • 業種によってオススメの会計ソフトってありますか?(IT屋さんは仕訳量少ないので)
  • 最近の流行りは?お客様は何使ってる人が多いですか?
  • そもそも税理士さんって何使ってるんですか?
  • 税理士さんに確定申告書類作成の依頼した場合、そこが使っている会計ソフトと同じじゃないと断られますか?
  • 会計ソフトによって、電子申請がしやすいとかありますか?
  • 会計ソフトの初期設定が分かりやすいのはどれですか?
  • 簿記の知識まったく無くても、会計ソフトさえあれば、自力で確定申告できますか?(IT屋さんは少しあります。)

あと、スピンオフで、勘定科目「事業主借」についてもひと記事書いてくれたら嬉しいな。

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