仕事用メールアドレスって必要?

メールアドレス。 誰もが一つは持っているのではないでしょうか?

スマホの契約をしただけで、ドコモメールやyahooメールが自動的に付与されることもありますよね。
就職したら、会社からメールアドレスを付与されるのが一般的に多いかと思います。

では、自分で創業した時にはメールアドレスはどうするか?

今日の話題は「仕事用メールアドレス」です!

何に使うの?仕事用メールアドレス

事業内容ごとに、用途がかなり変わってくると思われるのがメールアドレス。

事業が toBtoC かでこんな違いが思いつきます。

① toB(顧客が事業者)の場合

お客様が法人・事業者の場合です。
ちなみにわたし=IT屋さんはこちらです。
媒体が電子か紙かにかかわらず「書類」のやり取りが多くなるかと思います。

  • 名刺に記載する
  • 見積書や請求書に記載する場合もある
  • chatworkなどのコミュニケーションツールで繋がる際に伝えるメールに使う
  • コミュニケーションツールが無い場合は、メールでのやり取りがメインになる

② toC(顧客が消費者)の場合

お客様が一般の消費者の場合です。
飲食店やハンドメイド作家さんがこちらに当てはまるかと思います。

  • ショップカードやチラシに記載する
  • ご予約やお問い合わせの窓口として使う

③ toB、toC 共通

どちらにも共通するのは以下かな、と思います。

  • ホームページの問合せフォームの宛先に使う
  • 各種SNS(twitter/instagram等)を登録する際に使う
  • 事業用WEBツールを登録する際に使う(会計ソフト/画像加工ソフト等)
A2K/あつこ

こうして書き出してみると、結構ありますよね。

わたしの場合は、事業を始めるにあたってWEBツールの登録を結構したので、その際に仕事用メールアドレスの必要性はひしひしと感じました。

プライベート用と仕事用を分ける意味は「信頼性」と「管理面」

「けっこういろいろ使うのはわかったけど、別に新しく作らなくても、自分が今持ってるメールアドレス使えばいいんじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかと思います。

でも、ちょっと待った!!

プライベート用と仕事用を分ける意味は以下の2点です。

信頼性

信頼性は、くだけた言い方をすると「ちゃんとしてる」ですよね。
以下の2つ、どちらが「ちゃんとしてそう」に感じますでしょうか??

① 事業名を表すものが全く入ってないメールアドレス

  • ホームページ制作についてのお問い合わせは、こちら(aaabbbccczzzzzz@gmail.com)へお願いします。
  • この見積書についてのお問い合わせは、こちら(aaabbbccczzzzzz@gmail.com)へお願いします。

② 事業名を表すものが入っているメールアドレス

  • ホームページ制作についてのお問い合わせは、こちら(sample-shop@gmail.com)へお願いします。
  • この見積書についてのお問い合わせは、こちら(sample-shop@gmail.com)へお願いします。
  • ホームページ制作についてのお問い合わせは、こちら(contact@sample-shop.com)へお願いします。
  • この見積書についてのお問い合わせは、こちら(contact@sample-shop.com)へお願いします。

アットマークの前後に関わらず、事業名と一致する部分がある方が印象が良いと思います。
toCはそんなに重要視されないかもしれませんが、toBだと結構見られると思います。

独自ドメインだと信頼性はアップ↑だけど-

ちなみに contact@sample-shop.com のように、アットマーク以降に事業名が入っているメールアドレスを「独自ドメインメール」と呼びます。

独自ドメインは、ホームページのアドレス(https://sample-shop.com)にも使えるため、費用をかけて取得している事業者も多いかと思います。

toBの事業者は費用がかかっても取得して損は無いかと思います。

toCの事業者は、ホームページも無料プランのアドレスで構わない、という方が多いです。例えば、Jimdoは無料プランでも見栄えの良いホームページが作れることで有名ですが、無料プランのアドレスのまま(例:https://sample-shop.jimdofree.com)使用している方が多いです。
そして、メールアドレスも、gmailやoutlookなどの無料アドレスを使用していることが多い印象です。

わたしはtoCの事業者様から相談を受けた場合は、sample-shop@gmail.com のように、事業名をつけて gmail を取得することをオススメすることが多いです!

管理性

事業用に、SNSを始めとしたサービスに新しく登録することはけっこう多いのですが、その時には事業用のメールアドレスを使って紐づけるようにしたいものです。

すると、「あれ?どのアドレスとパスワードで登録したっけ…💦」という事態を回避できます。

たとえパスワードを忘れてしまったとしても、メールアドレスだけは必ずこれ!と言い切れますよね。
パスワードの再設定は比較的簡単に出来ますが、登録したメールアドレスを忘れてしまうと、少しややこしくなります。

そして、仕事についてのメールは事業用メールにしかこない状態にしておけば、未読メールや返信しなければならないメールが一目でわかります。
休日にメールの新着通知をOFFにするのも簡単です。

プライベートと事業用を分けるって、けっこう大切だと...私自身が創業当時を振り返って今、思っているところです。

A2K/あつこ

取り合えず用意するのにオススメなパターンは、

①gmailを事業用に新規取得
②それを使って各種サービスに登録
です。

googleアカウントで登録できるサービスが多いので、いちいちパスワードを考えなくても良いのが楽です!

まとめ

メールアドレスは、事業用に新規で作るのがオススメです。

事業の屋号が決まったタイミングで考えてみて下さいね!

この記事を書いた人

a2k_image

A2K(あつこ)

主にWEB制作をしているフリーランスのIT屋さん/ 元業務系SE(Java,VBなど)/ 北海道千歳市在住 /// 1児のママ

Follow me!