領収書をなくしたり、もらえない場合はどうしたらよいの?
■はじめに
領収書は、日々発生するものなので、当然紛失してしまうこともあり得ます。
また、交通費や自動販売機、そして祝儀・香典など、そもそも領収書が出ない場合もあります。
それらの場合にどうやって支払った証拠を残すのかという問題が出てきます。
ここで登場するのが、「出金伝票」という強い味方です。
文房具屋さんに行けば、100円くらいで売っています。
今回は、そんな領収書を紛失したり、領収書が出ない場合の出金伝票の書き方についてまとめていきます。
具体的な記載例についても、代表的なものを載せていきますので具体的に見ていきましょう。
■領収書を紛失してしまった場合の出金伝票の書き方
①領収書を紛失した場合
記載例
■領収書が出ないの出金伝票の書き方
②交通機関
記載例
・原則(利用1回ずつ記載)
・日付、どういう交通機関を利用したか、経由(ルート)、目的、金額、担当者印を記載します。
・例外(1月単位でまとめて記載)
・交通費精算書に、下記出金伝票をホチキス止めしておきます。
交通費精算書には決まった書式はありませんので、下記のような細目があれば十分です。
なお、交通費精算書でなくとも、明細が出れば当然ながらそれでも構いません。
例えば、JR東日本のSuicaであれば、駅の券売機で利用明細を出すことが出来ます。
[参考]
履歴表示・印字、残額表示|利用方法|Suica:JR東日本 (jreast.co.jp)
③ご祝儀・ご香典
記載例
・日付、支払相手先名、場所、目的、金額を記載します。
・結婚式などの案内状に、下記出金伝票をホチキス止めしておきます。
④自動販売機での飲物代
記載例
・原則(利用1回ずつ記載)
・例外(1月単位でまとめて記載)
・自動販売機精算書に、下記出金伝票をホチキス止めしておきます。
自動販売機精算書には決まった書式はありませんので、下記のような細目があれば十分です。
今回はいくつか記載例を挙げさせてもらいましたが、例えば割り勘にした場合の飲食店の飲み代等、これら以外にも領収書が出ない場合は出てくると思います。
大切なことは、きちんと支払ったという事実を示すに値する情報を記載しておくことです。
時間の経過とともに記憶も薄れていきますので、その都度出金伝票を書けるように習慣付けておくことが一番です。
参考にしていただければ幸いです。