【初心者向け】やってみよう!青色確定申告~開業費はどこにどう書く?

2021年1月に開業した、フリーランスIT屋さんのA2Kです。

今年は、個人事業主として初めて確定申告=青色申告をするのですが、やっぱりわからない点が出てきて苦戦💦。。

知り合いのよしみで、税理士のあさがおさんに教えてもらったことを、みなさんにシェアしたいと思います!

今日は『開業費』についてです。

※ 法人だと少し異なる部分があるため、個人事業の方向けにお話します!

そもそも開業費とは何?

ざっくり言うと「開業日以前に事業の準備のために使ったお金」です。

そう、開業日の前の日付の領収書も「開業費」として会計ソフトに入力してOKなのです

わたしは名刺を自宅で印刷するために購入した用紙代や、開業の手続きの参考書代を開業費として計上してます。

なお、開業日以降に発生した費用は、普通に「費用」として会計ソフトに仕訳入力することになります。

例えば、名刺をもっと増刷したくて開業日以降に用紙を追加購入した場合は、消耗品費として計上します。

あさがおチェック!

例外的に、開業費にならないものもあります。

そこだけ注意しつつ、開業費として計上していきましょう!

・開業費にならない代表例:10万以上の固定資産になるもの、仕入代金、敷金・礼金など

https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/range/

具体的な入力箇所

会計ソフトfreeeを使用していますので、以下の記事を参考に入力してます。
①と②の入力をしました。

① freeeの[設定]→[開始残高の設定]で、必要箇所を入力する。
② freeeの[確定申告]→[固定資産台帳]に、開業費を入力する。

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202847280--%E5%80%8B%E4%BA%BA-%E9%96%8B%E6%A5%AD%E8%B2%BB%E3%82%92%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%81%99%E3%82%8B

※ なお、freee登録した直後にやること=開始残高の設定 については以下を参照しました。
  いろいろ書いてありますが、会計期間の設定と開業費と事業用銀行口座の登録の3つしかしてません。

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202848410

あさがおチェック!

なお、開始残高の設定が大変という方は、開業日に直接入力する方法でもOKです。

2021/1/1の仕訳(2021年1月1日開業の場合)
開業費 1,100 元入金 1,100 (摘要:書籍代/〇〇書店 2020年12月16日購入)

開業費が複数ある場合は、各項目ごとに入力するのが一番良いですが、
Excelなどに別途まとめても一括で入力する方法でも良いとは思います。

わたしは昨年度は赤字だったので💦、開業費は「任意償却」として償却せずに繰越すことにしました。

いつでも償却OKなのは嬉しいです!
今年以降は黒字にして、償却=費用計上したいと思います☆

確認方法

開業費が、青色申告書類である貸借対照表に反映されているか確認します。

freeeの[レポート]→[その他のレポート]→[試算表]の[貸借対照表]タブを選択。

繰延資産として開業費が表示されていることを確認。
資本として元入金が、開業費と同額で表示されていることを確認。

まとめ

上記ページの他にもネットでいろんな情報を見ながら入力したのですが。。
自信がいまいち持てず、知り合いのよしみで税理士のあさがおさんに質問させてもらいました。

税理士あさがお

開業費は、おそらく多くの事業主の方にとって、「最初であり最後」の処理になることが多いように思います。

マリオのゲームで言うと、クリボーみたいに最初だけちょこっと出てくる敵のようなものです。

この知識がずっと生きるものではありませんが、ここでの基本動作は今後ずっと活きてくるという意味では大事な第一歩かと思います。

来る1面のボス(確定申告)に向けて、ぜひ軽々と踏みつけるようにクリアして頂けたらと思います!

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